にほんごで話そっ! 〜カタカナ語への逆襲〜

オーソライズ、タブレット、スマート家電etc. イミワカンナイネ。ここはIT営業マンのブログです。薄っぺらい横文字に違和感を感じている皆さんへお届けするブログです。

パートナー ⇒ 相棒、つれ

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意味:)共同で仕事をする相手。相棒。つれあい。配偶者。

 

パートナーという言葉が一番使われているのは、恐らくブライダル(結婚)業界ですね。

冠婚葬祭の内、「ハレ」の部分は残念ながら、カタカナ語に言葉領土をほぼ侵略されました。

さらに「ケ」の方にも近年侵攻が見受けられます。

(例えばエンディングノート等)

 

相棒という響き

ドラマでお馴染み?ネットでもAIBOOOOでお馴染み??、な言葉です。

相棒の語源は江戸時代の籠(かご)を運ぶ人を表すそうで、自分の反対側の棒を担ぐ人を呼ぶ相手を相棒と読んでいました。

まさに日本的発想から出来た言葉で、なんといっても音の響きがいい!

 

つれという馴染み深さ

また、よりくだけた表現として「つれ」という言葉もよいですね。つれと聞くだけで馴染み深い匂いがします。


ところで、調べたところ関西と関東ではつれの意味が違うそうです。
関西・・・単に友達の事
関東・・・恋人や結婚相手の事

 

言葉から感じる「匂い」

今回で私自身も言葉が持つ側面の一つ、「匂い」をより知ることが出来ました。

 

私の受け取った感じでは、

パートナーは無味無臭
相棒はなんか男臭い
つれはどこか懐かしい日本家屋の匂い

 

と言ったところでしょうか。

もっともっと勉強して、”言葉のいい匂いのする人”になれるよう頑張ります。

 

大和琴