にほんごで話そっ! 〜カタカナ語への逆襲〜

オーソライズ、タブレット、スマート家電etc. イミワカンナイネ。ここはIT営業マンのブログです。薄っぺらい横文字に違和感を感じている皆さんへお届けするブログです。

Wifi(ワイファイ) ⇒ 近距離無線

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意味:)無線LANアダプターのブランド名。(gooより)

 

うぃふぃ?

私の本職、IT分野のお話です。

Wi-Fiは平べったく言うと、おもちゃのトランシーバーと同じくらいの距離で使える電波を使い、インターネットに接続する方法の事を言います。
電波にも種類があって、遠くまで飛ぶ電波は携帯電話会社(ド○モやA○)の携帯電話回線(3Gや4G)が専有していて勝手には使えません。

 

なぜWi-Fiが使われだしたの?

最近なぜWi-Fiという言葉をよく聞くようになったか、ざっくりとは以下の通りです。

一、ガラケーの時にはインターネットの一人あたりの通信量はしれたものだった。
二、スマホが流行りだして動画や画像をどんどん見るようになり、通信量が膨大に増加。
三、無線の通信量には限界があり、これ以上増強できねーじゃんの状態に。
(例えると、首都高の渋滞解消のため、道路の片側を無理やり一車線増やすようなもの)
四、携帯回線の使用量を減らすため、近距離無線用装置をあちこちに設置。
五、みんなに使ってもらうため、Wi-Fiと格好良く銘打って、無料で(もしくは低料金で)開放して、誘導。

 

ちなみに最近のスマホは自分自身が近距離無線用装置になることもできます。(これがテザリングというもの)

 

近距離無線ならわかりやすい

Wi-Fiだと元素記号の仲間?くらいしか見当つきませんが、近距離無線なら一発理解!

ただ、近距離無線って二昔前の無線おたく用語ぽく聞こえてしまうのが玉にキズ。

でもIT用語って、実は同じような事情でカタカナ語使っている場合が多いんです。

1980〜90年代のコンピュータの黎明期(黒歴史)がありましたから、どうしても良くないイメージが多くって。。

それを回避するためにカタカナ語はうってつけなんですよね。

またその辺りは別の機会にお伝えします。

 

大和琴