にほんごで話そっ! 〜カタカナ語への逆襲〜

オーソライズ、タブレット、スマート家電etc. イミワカンナイネ。ここはIT営業マンのブログです。薄っぺらい横文字に違和感を感じている皆さんへお届けするブログです。

クレジット ⇒ 甲斐性貸し、ツケ

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意味:)信用貸しによる販売または金融。信販・月販・消費者金融など(gooより)

 

本日はローン(借金)と兄弟のクレジットを取りあげます。

 

調べてみたところ、日本人のクレカ(クレジットカード)の平均所持枚数は3枚だそうです。

でも半分以上は使われていないみたいですね。

 

ローンとクレジットの違い

至って簡単です。

ローンは信用を担保にお金をもらいます。

クレジットは信用を担保に商品(物、サービス)をもらいます。

 

また、返す場合はどちらもお金、または不動産などで返します。

ここでいう「信用」はその人の返済能力、大和言葉でいうと「甲斐性(かいしょう)」の事です。

 

今も昔も・・・

江戸時代では勿論(もちろん)クレジットカードはありませんでした。

代わりに手形やツケ(お代はツケといて〜)での取引が日常でした。

江戸時代からあった仕組みなんですよね。

 

実は現代では、お店でのツケには時効(1年間)があります。

お店側から1年以上請求がなければ合法的に踏み倒せます笑

 

話が逸れましたが畢竟(ひっきょう)、クレジットカードを流行らせたい企業の戦略で、敢えてカタカナ語を使ったんだと思います。

 

であるならば、我々日本人はいっそ「甲斐性貸し」って言葉を使ってみたらどうでしょう?

その人の甲斐性を信じて貸す。こちらの方が人の血が通った気がしませんか?

 

大和琴