にほんごで話そっ! 〜カタカナ語への逆襲〜

オーソライズ、タブレット、スマート家電etc. イミワカンナイネ。ここはIT営業マンのブログです。薄っぺらい横文字に違和感を感じている皆さんへお届けするブログです。

ローン ⇒ 貸付け、借金

f:id:yamato-kotoba:20150226210026j:plain

意味:)貸付。貸付金。多く消費者金融について用いる。(gooより)

 

中吊り広告シリーズ

次に電車に乗ったとき、消費者金融会社の広告を良くて見てみてください。

一言も「借金」とは書いてありません!

書いてあってもこんなにちっちゃいです。

代わりに金利0円とか、手数料無料はちゃんと日本語で書いてあります。


ためしに逆にしてみると

あなたはお金に困っていて、ふと次の広告が目に入りました。

「プラチナ借金 インタレスト10.5% フィー0円」

一瞬で怪しいと思いますよね。日本語使えないのかと。

分かりづらい+借金の嫌悪感で、絶対電話相談しませんよね。

 

消費者金融はカタカナばかり!?

今度は社名に焦点をあててみましょう。

ア○ム、プロ○ス、○イフル、・・・例をあげたらキリがありませんが、

消費者金融の社名は圧・倒・的。にカタカナ語です。

といいますか、お金を商品にする会社は銀行を除いて、ほぼカタカナ語です。

銀行はカタカナ語が入る前の明治維新の頃、故 渋沢栄一氏が命名したので漢字表記です。

ちなみに過払い金返還問題で最も傷を負ったのは漢字表記のあの会社さんでした。

カタカナ語による誤魔化しが出来ず、お客様が離れていったんでしょうね。


ローンという甘い言葉に騙されず・・・

ローンを申込する際は、自分で3回唱えましょう。

魔法の言葉、「これは借金だ、借金だ、借金だ。ご利用は計画的に。」

 

大和琴