にほんごで話そっ! 〜カタカナ語への逆襲〜

オーソライズ、タブレット、スマート家電etc. イミワカンナイネ。ここはIT営業マンのブログです。薄っぺらい横文字に違和感を感じている皆さんへお届けするブログです。

イメージ ⇒ イメージ、情景、思い描く

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意味:)心に思い浮かべる像や情景。ある物事についていだく全体的な感じ。(gooより)

 

良いカタカナ語

このカタカナ語は強敵であるとともに、私は好きな言葉の一つです。
なぜなら、日本語一語では表現出来ない自在さがあるから。

具体例を上げるとよく分かります。

例①

りんごをイメージしてください。
りんごを思い描いてください。

例②
イメージを掴む
思い描くことを掴む、とは言いづらいので、情景を掴む

例③
廃棄物のイメージ資料
廃棄物の情景資料、とは言いづらいので、廃棄物の参考資料

情景という言葉はよいイメージ(京都の情景とか)に使うことがお似合いで、否定的な言葉までは対処できないようです。
あ、気づかずイメージって書いてました、吃驚(びっくり)!

 

時には上手に付き合うことも

 

ここまで日本語に浸透した言葉をひっくり返すには、永い時間がかかると思います。

ですので、今は上手に使い分けて行くことが肝要です。

敵の強い部分とは争いを避け、弱い部分を攻める。兵法の基本ですね。

 

ただ、たまには思い描くや情景も思い出してあげてくださいね。

大和琴