クライアント ⇒ お客様
意味:)一、得意先顧客 二、コンピュータ分野でのサーバに対する言葉 三、診療療法を受けに来た人(gooより)
ここでは、一の意味について記載いたします。
「営業人の仕事は、ものを売る事ではなく、お客様の課題解決をお手伝いすることだ。
そして、お客様自身ですら気づけなかった課題を明らかにし解決することで、初めてお客様は感動するんだ。」
師匠の言葉です。
営業人にとって、お客様は必ず存在します。
架空の存在ではなく、今も私達と同様に生きています。
だから営業人は課題解決のため、そのお客様が何を考え何に悩んでいるのか、話を聴く技術を身に付ける必要があります。
脳への正しい質問をしよう
ここで一つ人間の脳に関わる面白い事象を一つご紹介致します。
私達の脳は複雑ながらも反応は単純だったりする、というものです。
それでは、突然ですが次の言葉を読んで、その通りにしてみてくださいね。
1.タモリを思い浮かべないでください。
2.アメリカの国旗をイメージしないでください。
3.スマートフォンで電話している男の人を想像しないでください。
全部頭に思い浮かんじゃいましたよね?
私達の脳は、質問に対して答えを勝手に探し、回答する癖があります。
そして、脳は”はい(YES)”と”いいえ(NO)”を区別しません。
だからこそ、脳には正しく質問を投げる必要があります。
カタカナ語(横文字)と大和言葉の伝達率
それでは、正しく脳に質問を投げるにはどうしたら良いでしょうか。
それはなるべく簡潔に、イメージしやすい言葉にすることが大切です。
「このマーケットにはどうアプローチしたらよいか?」
よりも、
「この業界(またはお客様)は、どうしたらお客様に喜ばれるか」
の方がきっと素晴らしい回答を脳がしてくれます。
つまるところ、日本人は使い慣れた大和言葉で脳に質問を投げることが最善の手段でしょう。
脳にもお客様にも優しい人を目指しませんか?
大和琴馬